当店では、20代の女性スタッフが初めてスプレー塗装に挑戦。 全くの初心者なので最初はおそるおそるでしたが、塗るのが大変な波板トタン(180cm × 70cm)を、丁寧に3回吹き付けして5分以内に塗り終えることができました。
ちなみに、同じサイズのトタンを刷毛で3回塗ったところ、乾燥時間も含め約25分かかりました。
塗装方法 |
TM-71(吹き付け) |
刷毛塗り |
結果 |
約5分 |
約25分 |
コンパクトスプレーを使えば、作業時間は約3分の1。 しかも、仕上がりもきれいです。 タンク内の塗料の重さと、本体重量(約1.1kg)を合わせると、やや重たく感じるかもしれませんが、 コンプレッサー不要で、家庭用電源で動作可能という手軽さを考えれば、十分に許容範囲です。
当簡易塗装機で吹き付けた面の拡大です。 初めての吹き付けでも、この仕上がり。スタッフ自身も満足の結果でした。 実際の塗装の様子は動画でもご覧いただけますので、ぜひ参考にしてみてください。
※今回の使用塗料はラッカーです。
コンパクトスプレーTM-71の詳しい説明
本来、吹き付け塗装を行うにはコンプレッサーや200Vの電源が必要で、大がかりな設備が必要とされます。
しかし「コンパクトスプレーTM-71」は、一般家庭の100V電源(AC100V 50/60Hz)に対応しており、家庭用コンセントさえあれば、どこでも手軽に吹き付け塗装が可能です。
本体には2.5mの電源コードがついており、コンセントが遠い場合でも、本体のコードよりも太い延長コードを使用することで、多くの場所で吹き付け作業を行うことができます。
高粘度塗料にも対応可能。スピーディーでダイナミックな塗装が行えます。 塗料の吐出量は、トリガー後方のアジャストナットで引き代を調整できるため、一定量を安定して噴出でき、ムラのない仕上がりが期待できます。
低飛散型で安全性も高く、幅広い用途に対応できるのも特長です。
さらに、噴出口(水色のエアキャップ)を回すことで、「水平吹き」「垂直吹き」「直噴吹き」の3パターンに切り替えることができます。
また、塗料や溶剤を吸い上げるサクションパイプの向きを変えることで、本体を上下45度まで傾けての下面・上面への吹き付けも可能です。
ノズルは標準でΦ1.5とΦ2.5の2種類が付属。
Φ1.5:自動車などの細かい塗装向け
Φ2.5:建築用などの広面積の塗装向け
水性塗料にもお使いいただけます
吹き付けの場合の希釈率は5~15%です。
薄めすぎると塗料が乾きにくく色が分離する場合があるので15%内で希釈してください
※なお、Φ1.5ノズルは水性塗料には適しません。当店の水性塗料をご使用の際は、必ずΦ2.5ノズルをご利用ください。